ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。
今回は『アンフレンデッド:ダークウェブ』というホラー映画をご紹介いたします。
こちら、タイトルからお分かりの通り、『アンフレンデッド』の続編でございます。
私は、今回、前知識0で視聴いたしました。
「ダークウェブ」と書かれているので、ネットの闇の部分がメインのホラーなのかな??
そんな訳で、『アンフレンデッド:ダークウェブ』のネタバレなしとネタバレありの感想を書いていきます。
目次
『アンフレンデッド:ダークウェブ』概要
原題:『UNFRIENDED:DARK WEB』
製作:2018年アメリカ
日本公開日:2019年3月1日公開
上映時間:93分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
予告編動画
あらすじ
中古パソコンを手に入れたマタイアスは、そのパソコンでSNSにログインし、仲間たちと楽しく過ごしていた。
しばらくして、謎のメッセージが届き、パソコンが不調であることに気づく。
マタイアスはパソコンやインターネット関連に詳しいデイモンに相談する。
デイモンのヘルプもあって、マタイアスはPC内部に隠されていた大量の動画ファイルを発見。
なんかヤバそう。
そう感じたマタイアスの元に、突然、パソコンの元の持ち主と主張する人物からメッセージが届くのだった。
不安を抱きつつ、マタイアスはその人物とやり取りをスタート。
すると、その持ち主から「ザ・リバーで会話をしよう」と提案され、マタイアスはパソコン内にあった「ザ・リバー」というアプリにログインする。
しかし、その「ザ・リバー」は、ダークウェブに繋がるアプリだったのだ。
マタイアスだけでなく、周囲の人物たちを巻き込んで、正体不明の人物が、若者を恐怖の淵に叩き落とす!
本作を視聴できる動画配信サービス
Amazonプライムビデオ『アンフレンデッド:ダークウェブ』(吹替版)
動画レンタルor動画購入にて鑑賞することができます。
配信期限がありますので、ご注意ください。
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スタッフ
監督・脚本:スティーヴン・サスコ
製作:ジェイソン・ブラム、ティムール・ベクマンベトフ
製作総指揮:ネルソン・グリーヴス、クーパー・サミュエルソン、アダム・シッドマン
キャラクター:キャスト
マタイアス・オブライエン:コリン・ウッデル
ナリ・ジェミシン:ベティ・ガブリエル
セレーナ・ラング:レベッカ・リッテンハウス
デイモン・ホートン:アンドリュー・リース
AJ・ジェフコック:コナー・デル・リオ
アマヤ・デソト:ステファニー・ノゲーラス
レックス・パトリ:サヴィラ・ウィンドヤーニ
ケリー:チェルシー・オールデン
エリカ・ダン:アレクサ・マンスール
前作『アンフレンデッド』の感想
おっさんのネタバレなし感想
自殺した同級生が悪霊となり、友人たちに復讐するオカルト的ホラーを描いた前作。
それに対して、本作は人の悪意を描く事により、前作とは異なるホラー映画に仕立てる事に成功しております。
また、1作目とは違う作風を目指しながらも、基本的には不気味な雰囲気を演出し、観客を怖がらせるという点においては共通していました。
視覚的なホラー映画ではなく、漂ってくる不気味さを楽しむ作品。
考えると恐い系の作品であるともいえますね。
個人的には可もなく不可もなくという、普通なホラー映画でした。
良いところ
1作目と繋がりがあるのかな?って思っていたんですが、全く繋がりはありませんでした。
製作陣こそ前作と同じなのですが、監督と脚本が違うので、完全に独立した作品として作られております。
そのため、続編であるにも関わらず、鑑賞のハードルが低いというのは良いですね。
悪いところ
ホラー映画というのは、とんがった作品も多く、見る人を選ぶ傾向が強いジャンルです。
そこにきて、この『アンフレンデッド:ダークウェブ』は、前作同様、ひとつのパソコン画面で物語が展開するため、字幕があっちこっちに同時に表示されてしまいます。
そのため、字幕と映像を別々に観る方法を選ぶと、映画を楽しむどころではなくなるのが難点ですね。
私は元々、意識して映像を1枚の絵として見るように心がけているからか、鑑賞にはさほど苦労しなかったのですが、人によっては、内容以前に、ただ疲れる映画になる可能性があります。
本作の特徴といえば特徴なんですけどね。
レビューや評価
前作があるらしいけれど、全く事前に勉強必要なし。
YAHOO!JAPAN映画
むしろここのレビューを見てると前作と全然違うのに先入観が入って楽しめてないような。
こういうサスペンス好き 最後の方は目が離せなかった
YAHOO!JAPAN映画
新時代の映画という感じ!
YAHOO!JAPAN映画
表現って自由で良いんだなと感じた
今回のネタバレなし感想のまとめ
前作に比べると、正直なところ、作品のレベルは下がった感じがします。
ホラー映画に関して、あまり知識がない監督さんだったのでしょうか。
もう少し、ご自分のホラー映画に対する考えというか、アプローチというか、そのあたりを掘り下げて製作して欲しかったですね。
ただ登場人物を苦しめるだけでは、ホラーにはなりませんし。
そういう意味で、個人的には、やはり前作が素晴らしかったというのが結論ですね。
という事で、ここまでは『アンフレンデッド:ダークウェブ』のネタバレなし感想でした。
これより下には、ネタバレありの感想を書いております。おっさん999のネタバレあり感想に興味がおありの方については、本作の鑑賞を終えた方のみ、ネタバレありの感想に目を通して頂けると幸いです。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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ネタバレあり感想
そんな訳で、ここからはネタバレを含んだ、おっさんの感想を書き連ねていきたいと思います。
全ては使う者次第
この映画を鑑賞して、すぐに抱く感想というのは、おそらくテクノロジーに関する批判めいたものになるかと思います。
しかし、私たちは、現在、そのテクノロジーの恩恵を受けて、快適に生活している。そこを無視しちゃいけないんですよね。
結局のところ、テクノロジーという道具が悪いのではなくて、それを使用する人の品格の問題なのです。
後味が悪すぎる
前作はストーリーが進行していくに従い、登場人物たちが全員クズというのが判明し、被害者になっても当然だろうと観客は考えていきます。
でも、本作で悪いのは犯人たちは置いといて、パソコンを盗んだマタイアスだけ。
マタイアスだけが被害者になるのであれば納得できるのですが、そのほかの友人たちは、完全に巻き込まれてしまった形になっていて、とても気分が悪い。
犯人たちに何か制裁が加えられる事を示唆されてエンディングであれば良いのですが、ラストシーンにおいて、割と大きな組織であることをにおわせて終了するんですよね。
1作目でこの内容を展開するならわかるのですが、前作の展開が秀逸だっただけに、この後味の悪さが評価に直結しました。
間違ったメッセージを受け取る可能性がある
友人の中には、政治的な反対運動などをおこなっている人もいたり、同性愛者の方もいたりします。
そういったメンバーを簡単に排除していくため、ちょっと首を傾げてしまった次第です。
これって監督の考え、なんですかね??
あまりにも安直にキャラクター設定をしてしまった印象があります。
設定は何か活かされていない感じがしますし。
今回は監督さんにホラーのセンスがなかったため、前作に比べるとパワーダウンしてしまったように思います。
考察すればするほど、なんか、色んな意味で残念ですね……。
という訳で、今日はここまで。
本当に最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!