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『ヒッチハイク(2023)』のネタバレなし感想/洒落怖原作の普通のヒッチハイク系ホラー映画
(C)2023「ヒッチハイク」パートナーズ
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映画好きな四十郎のおっさん999でございます。

今回は、日本のホラー映画『ヒッチハイク』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。

元ネタとなっている洒落怖の「ヒッチハイク」は未読状態です。

怪談や都市伝説については、色々と知っているつもりでしたが、「ヒッチハイク」は、その存在自体、知りませんでした。

まだまだ知らない事が多いなぁ。

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『ヒッチハイク』について

製作:2023年日本

日本公開日:2023年7月7日公開

上映時間:1時間15分(75分)

オススメ度:★★☆☆☆(二つ星)

予告編動画

簡単なあらすじ

女子大生の涼子と茜は、ハイキングの帰りに、山道で迷子になってしまう。

涼子は足に怪我を負ってしまい、長距離を歩行することが難しい状況。

ヒッチハイクするしかないという状況でチャレンジしてみると、1台のキャンピングカーが停車する。

運転していたのは、何故かカウボーイの格好をした男で、名前をジョージと名乗る。

ジョージは、涼子たちの頼みを快諾し、車内に招き入れる。

車に乗る前に助手席にいたジョージの妻に挨拶をするが、反応がどうにも鈍い。

涼子と茜が車内に乗り込むと、中には女の子が一人座っていた。

車が発進し、雑談をしていた涼子たちだが、ジョージの妻がジョセフィーヌと名乗ったところで、違和感を抱き始める。

一方、過保護な親から逃れようと思って悪友を誘ってヒッチハイクの旅をしていた健は、古びたドライブインの前で立ち往生していた。

なかなか車が見つからず、途方に暮れていた健たちの前に、1台のキャンピングカーが停車する。

本作を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT『ヒッチハイク』

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本ページの情報は2024年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。


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スタッフ

監督:山田雅史

脚本:宮本武史

キャラクター:キャスト

健:大倉空人

涼子:中村守里

和也:平野宏周

茜:高鶴桃羽

ジョセフィーヌ:速水今日子

アオ:結城さと花

アカ:結城こと乃

大男:保田泰志

宝田(ドライブインの店長):細田善彦

ジョージ:川崎麻世



ヒッチハイク

『ヒッチハイク』の元ネタ・元々ネタ

本作は、匿名掲示板「2ちゃんねる」のオカルト板スレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」(通称:洒落怖)に投稿された「ヒッチハイク」を映画化したものになります。

そのため、本作の原作・元ネタは2ch洒落怖の「ヒッチハイク」となります。

下記のサイトで、紹介されておりますので、興味のある方は読んでみてください。

結構、長いので、時間に余裕のある時に読んだ方が良いかもしれません。

【長編洒落怖】ヒッチハイク「洒落怖まとめ厳選~2ch怖い話・師匠シリーズ~」


で、少しややこしいのですが、どうやら洒落怖に投稿された「ヒッチハイク」は、2006年のホラー映画『レストストップ デッドアヘッド』から着想を得たらしいのですね。

なので、「ヒッチハイク」の元ネタは『レストストップ デッドアヘッド』という事になります。



『レストストップ デッドアヘッド』は、R15+の映画なので、苦手な方は気をつけた方が良いかもしれません。

私は知らなかった映画です。そのうち鑑賞してみようかな?

おっさんのネタバレなし感想

平凡なヒッチハイク系ホラー映画

2ch発祥の都市伝説を題材にしたホラー映画『きさらぎ駅』が、思いの外、面白くて良かったので、本作も、もしかしたら?と思って、多少の期待とともに鑑賞しましたが……。

残念ながら、本作は、『きさらぎ駅』のように化ける事のない、平凡なホラー映画となっておりました。


前半は、典型的なヒッチハイカーが事件に巻き込まれるホラーですが、少し退屈です。

不穏なのですが、いまいち、映画に乗ることができない感じ。

後半は、少しだけテイストが変わるのですが、結局のところ、ヒッチハイカーが追いかけられるホラーなので、新鮮味はありません。

シチュエーションは山の中や人気が少ない道路なので、低予算部分は気にならないけれど、ストーリー展開が安っぽすぎて面白くないという、残念な仕上がりになっておりました。

グロ描写や痛々しい演出がある訳ではないので、俳優さん目当ての方以外にはオススメできない……そんな映画でございます。

最後まで何も明かされないストーリー

本作は、元ネタとなっている「ヒッチハイク」の展開や設定を、結構、変更しています。

本作の失敗は、それが上手く機能していない点だと思います。

映画オリジナルの要素である「二人組の女子大生」の存在が、全て悪い方向へ作用していて、どうしてこの要素を追加したのか、首をかしげてしまいます。

ただ、ストレートに映像化してしまったら、「ヒッチハイク」の元ネタとなる『レストストップ デッドアヘッド』と丸かぶりしてしまう可能性があったから、仕方なく追加したのかもしれませんが……。

それでも、もうちょっと役割を考えた方が良かったと思います。


「ヒッチハイク」を本作鑑賞後に読んだのですが、謎がわからないまま、話が終わっています。

ただ、実話体験風に書いているのと、考察できるだけの必要最低限な情報は記載されているため、なんとなく察することができるようになっています。


それでは、本作はどうなのかというと、「二人組の女子大生」が、悪影響を与えてしまい、全体的に意味不明な内容になってしまっていました。

「二人組の女子大生」をのぞいて考察すれば、ある程度、「こういう事かな?」って、納得できそうです。


しかし、「二人組の女子大生」を含めて真相を考えようとすると、途端に色々と破綻してしまう。

「二人組の女子大生」の役割について、劇中では、もちろん明かされないので、本作は最後まで鑑賞しても、チンプンカンプンな映画になっています。

本作を鑑賞するのであれば、海外のヒッチハイク系のホラー映画やバイオレンスアクションを鑑賞した方が、よほど面白いと思います。

口コミレビューや評価

下記サイトで『ヒッチハイク』レビューや評価をチェック!

Filmarks

映画.com

Movie Walker

今回のネタバレなし感想のまとめ

スレッドの映像化が目的になってしまったような、そんな映画でした。

ホラー映画を作ろう!っていう気持ちはなく、手っ取り早くお金を儲けよう!という気持ちが透けて見えてしまっている感じ。

川崎麻世さんのお芝居があったから、私は最後までなんとか鑑賞できましたが、オススメはできない映画ですね。


という事で、今回は『ヒッチハイク』のネタバレなし感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

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