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触手と体液がほとばしるグロテスク系ホラー映画『X-コンタクト』のネタバレあり感想
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ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。

今回は、『遊星からの物体X』と似ているB級ホラー映画『X-コンタクト』のネタバレあり感想を書いていきたいと思います。

今回の感想では、『X-コンタクト』の内容をガッツリ書いております。

そのため、まだ『X-コンタクト』を観ていない方は、『X-コンタクト』を鑑賞してから、今回の感想をお読み頂ければと思います。



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ネタバレなし感想

ネタバレあり感想

寄生タイプのクリーチャーは頑張っている

バリバリのCGで構成されたホラー映画に慣れていると、本作で登場するクマムシから進化したクリーチャーは安っぽく見えるかもしれません。

しかし、CGでは上手く表現できないクリーチャーの体液や、独特のグロテスクさを、本作では堪能する事ができます。


最初はよくわからない生命体なのですが、触手は出てくるし、魚みたいな感じだし、最後はよくわからない生命体に発展。

『遊星からの物体X』と似ている作品で、ここまでクリーチャー表現を頑張っている作品は、なかなかないですね。


「これが観たかったんだ!!」と、ホラー映画好きであれば納得できる一品。

むちゃくちゃ面白い……という訳ではないのですが、普通に面白い映画でございました。


と、調べていると、本作は『遊星からの物体X ファーストコンタクト』で出来なかった事をやろう!って感じで製作されたらしいです。

『遊星からの物体X ファーストコンタクト』で、モンスターエフェクトを準備していた制作会社アマルガメイテッド・ダイナミクス。


しかし、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』の監督の判断で、それらが没。

結局、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』は、バリバリのVFXマシマシ状態で作られたそうです。

そこから、アマルガメイテッド・ダイナミクスの中心人物であったアレック・ギリスが、クラウドファンディングで製作資金を募り、本作を製作したという流れ。


そう思うと、本作のクリーチャーのクオリティーがとても高い点に納得ができました。

疑心暗鬼はなし

『遊星からの物体X』では、疑心暗鬼がひとつのテーマとなっておりました。

本作ではどうかというと、脚本から、その部分を削ぎ落とした感じですね。

本作で登場するクリーチャーであれば、疑心暗鬼要素を入れようと思えば入れる事ができました。

疑心暗鬼要素を取り入れると、ギリギリ2時間の映画になってしまうので、採用しなかったのかもしれません。

その代わりに、ロシアの女性スパイが登場する訳ですが、役割がちょっと違うので、結果的にシンプルなストーリー展開に仕上がっております。

主人公は大丈夫なのか?

最終的に生き残ったのは、主人公一人だけでした。

クリーチャーは船ごと、氷山にぶつけて、一応、撃退した感じ。

クリーチャーは良いとして、主人公は、本当に寄生されていないのでしょうか。


『遊星からの物体X』のthe thingと違って、本作の場合、寄生されてからクリーチャー化するまでの時間が短いんですよね。

だから、もし、主人公が寄生されているとすれば、エンディング直後にクリーチャーに変貌するはず。

本作のラストは、そこまでを見せていないので、どちらともとれる最後になっていて、個人的には続きが気になりますね……。


続編は難しいでしょうけど、それでも本作のクリーチャーをもう少し観たいって気持ちがあります。

同じスタッフで、ぜひとも、クリーチャー系ホラー映画を製作して欲しいですねぇ……。

レビューや評価

久しぶりのB級どころかZ級SFを見た

Yahoo!映画『X-コンタクト』

兎に角、面白くありません。

Yahoo!映画『X-コンタクト』

ビチビチビチって壁に張り巡らされていく寄生生物がマジ良かった。

Yahoo!映画『X-コンタクト』

今回のネタバレあり感想のまとめ

個人的には、クオリティーの高いB級ホラー映画でした。

好みの分かれる映画ではありましたが、ハマればお気に入りになるという作品ですね。


という事で、今回は『X-コンタクト』のネタバレあり感想でした。

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!

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