ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、ずっと気になっていて、でもDVDをレンタルしていなかったホラー映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』のネタバレなし感想を書いていきませぅ。
おっさん的には、非常に大好きな部類の映画だったのですが、なぜか巷の評判はすこぶる悪いのでございます。
おぉ……またか、またなのかい??ってな感じで、感想を綴ります。
目次
『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』について
原題:『WINCHESTER』
製作:2018年アメリカ、オーストラリア
日本公開日:2018年6月29日
上映時間:1時間39分
オススメ度:★★★★☆(四つ星!)
予告編動画
簡単なあらすじ
サラ・ウィンチェスターは子供と夫を続けて亡くしてしまい、悲しみにくれる毎日を送っていた。
そんなサラに、とある霊媒師がアドバイスをおくる。
サラはアドバイス通りにカリフォルニア州サンノゼへ引っ越し、自身の邸宅を増改築し始める。
彼女は、ウィンチェスター銃によって富を築き上げたことから、自社が製造した銃で命を奪われた者たちに恨まれていると信じていた。
サラは、24時間、常に増改築を指示し、屋敷は奇妙な姿に変貌していく。
常軌を逸したサラの行動に疑念を抱くウィンチェスター社の経営陣は、サラから経営権を奪うため、精神科医のエリックにサラの鑑定を依頼するのだった。
今回利用した動画配信サービス
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本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT動画レンタルにて視聴可能。視聴期限は2021年12月31日まで。本ページの情報は2020年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
スタッフ
監督・脚本:スピエリッグ兄弟
脚本:トム・ヴォーン
製作:ティム・マクガハン、ブレット・トンバーリン
製作総指揮:ベネディクト・カーヴァー、ダニエル・ダイアモンド、トビン・アームブラスト、マイケル・バート
音楽:ピーター・スピエリッグ
キャラクター:キャスト(日本語吹き替え版声優)
サラ・ウィンチェスター:ヘレン・ミレン(一柳みる)
エリック・プライス:ジェイソン・クラーク(宮内敦士)
マリアン・マリオット:サラ・スヌーク(種市桃子)
ヘンリー・マリオット:フィン・シクルーナ=オプレイ(桃江トウコ)
ベン・ブロック:エイモン・ファーレン(露崎亘)
ジョン・ハンセン:アンガス・サンプソン
ルビー・プライス:ローラ・ブレント
アーサー・ゲイツ:タイラー・コッパン
オーガスティン:ブルース・スペンス
実話をモチーフにしたホラー映画
『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』は、実話をベースにフィクションを織り交ぜた作品となっております。
実話の部分というのは、サラ・ウィンチェスターが死亡する38年間、24時間365日ずっと屋敷の増改築をおこなっていたという部分です。
劇中にて、サラ・ウィンチェスターがウィンチェスターハウスを作るに至った経緯が説明されておりますが、現在までのウィンチェスターハウスを知りたい方は、ぜひWikipedia「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」をお読みください。
映画のロケ地や撮影場所について
現存するウィンチェスターハウスと実話をモチーフにしたホラー映画ということで、本作のロケ現場などを知りたい方も多いようですね。
本作は、一部のシーンについては、実際にウィンチェスターハウスで撮影されているようです。
多くの撮影は、オーストラリアのスタジオに、ウィンチェスターハウスの部屋をいくつか再現して、そこで行われたとのこと。
そのおかげで、ウィンチェスターハウス独特の不気味さが際立っている作品に仕上がっておりました。
おっさんのネタバレなし感想
心理的ホラーが好きなら怖い映画
ホラーの描写については、いわゆるジャンプスケアという手法が取り入れられており、ジャンプスケアがメインになっています。
ジャンプスケアとは、急に画面に変化をもたらし、大きな効果音を鳴らして観客をビックリさせる手法です。
西洋ホラーでは常套手段となっている方法ですね。
しかし、どんどんジャンプスケアで観客を驚かせるタイプの映画ではありませんでした。
また、ガンガン幽霊たちが積極的に主人公たちに対して絡んでくるという訳でもありません。
どちらかというと、増改築を繰り返された異形の屋敷の奇妙さを楽しむタイプのホラー映画といったところ。
そのため、不気味な雰囲気だけのホラーでも鑑賞できるような、心理的ホラーがお好みの方だと、結構怖く感じることができる作品です。
グロ描写は一切ない珍しいタイプの映画でして、重厚で異様な空気感で観客を怖がらせる系統のホラーとなっております。
個人的には、ジャンプスケアを極力排してもらった方が、より怖かったのですが、アメリカやヨーロッパで公開する以上、ジャンプスケアの採用は仕方がないのかもしれませんね。
ゴシックホラーを知らないとつまらないかも
終盤では最近のホラー映画らしく、結構、派手なシーンが登場します。
でも、全体的にはゴシックホラーに通じる作り方をしているように感じました。
ゴシックホラーとは古城や古い造りの寺院などを舞台としたホラーのこと。
本作は厳密にはゴシックホラーに該当しませんけれど、それでもゴシックホラーの持つ独特の美術の美しさと不気味さを十分に堪能できる作品でございます。
昨今の派手な作りのホラー映画や奇抜なアイデアが欲しい方は、「なんやこれ、つまらんわ!」ってなる可能性が高い感じ。
本作は、あくまで屋敷が持つ不気味さに焦点を当てていて、屋敷そのものにフォーカスしておりません。
また、サラ・ウィンチェスターについても深く掘り下げている訳ではないので、いわゆるドキュメンタリー的な作品を期待してしまうと、それもNGになってしまう、そんな映画でございます。
Yahoo!映画での口コミレビューや評価
思ってたのと展開が全然、違った。因みに怖くなかったです。
Yahoo!映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』
特に怖さは求めてはいない人向けなのかもしれないが、所々で怖さを期待させる描写があるから逆にたちが悪い。
Yahoo!映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』
まあまあ面白かったが、全く怖くなかった。
Yahoo!映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』
今回のネタバレなし感想のまとめ
ホラー映画に関する趣味の壁を、多く乗り越えた人だけが本作を楽しめるという性質を持っている、奇妙な映画。
雰囲気系ホラー映画だいすき、ゴシックホラー大歓迎、ジャンプスケアOK、ホラーにおける人間ドラマ大丈夫!……という方には、オススメできる作品ですね。
個人的には大満足な映画でしたが、やっぱり世間の意見は厳しい感じでございます。
という事で、今回は『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
ネタバレあり感想
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