
ども、映画好きな四十郎のおっさんでございます。
今回は、邦画『WELCOME TO JAPAN 日の丸ランチボックス』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
本作は、「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2019」にて上映された作品。
てっきりホラー映画かと思ってレンタルしたのですが、なんちゃってアクション映画でございました。
目次
『WELCOME TO JAPAN 日の丸ランチボックス』について
製作:2019年 日本
日本公開日:2019年10月
上映時間:1時間27分
年齢制限:PG12
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)
予告編動画
簡単なあらすじ
私達が住んでいる世界とは、おそらく異なる世界の日本。
2020年に日本では、「大東亜世界体育大会」なるものが開催されようとしていた。
その大会に乗じて各地から入国してくる不良外国人を抹殺すべく、組織に育てられた殺し屋キカが街に放たれる。
そんなキカの前に、売れない地下アイドルの少女が現れる。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT動画レンタルにて視聴可能。配信期限は2021年6月9日まで。
本ページの情報は2020年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Amazonプライムビデオ
動画レンタル、動画購入にて視聴可能。
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スタッフ・キャスト(出演者)
監督・脚本・原案・編集・キャラクターデザイン:西村喜廣
脚本:継田淳
出演者:藤田恵名、屋敷紘子、サイボーグかおり、笹野鈴々音、鈴木希実、鳥居みゆき、花影香音
WELCOME TO JAPAN 日の丸ランチボックス
おっさんのネタバレなし感想
西村喜廣監督ファンしか楽しめない映画
西村喜廣監督作品では、私は『蠱毒 ミートボールマシン』くらいしか、まともに観ていない状況でございます。
『蠱毒 ミートボールマシン』は、個人的には良かったので、本作もちょっと期待して鑑賞したのですが……これはダメでしたね。
レビューや感想なんかを調べていると、西村喜廣さんのファンの方は、だいたい条件反射的に好評価といったところ(もちろん、ファンの方でも受け付けなかった方もいらっしゃるようです)。
私のように、あまり西村喜廣さんの作品に触れてこなかった人間は、高確率で「なに、これ?」みたいな感想を抱いているようです。
そもそも、本作は映画ではない感じ。
それぞれのシーンに繋がりがあるように見えて、実は存在しない。
なんというか、ミュージックビデオ、プロモーションフィルム、プロット段階のような感じなんですよね。
一応の物語はあるけれど、かなり薄い。
殺し屋や外国人の悪行などが十分に描写されていないのに、途中で、地下アイドルと主人公との物語を挟み込んでいるため、全体的にとても中途半端な感じに仕上がっております。
観客は一体どこにフォーカスして鑑賞していいのか、よくわからない……。
殺し屋だというのに、そんなシーンは多くないし、そもそもアクションも良いものとはいえず。
「今一番脱げるシンガーソングライター」である藤田恵名さんを撮影する事だけが目的といったところでしょうか。
極端な思想とか、そのあたりは映画なので、私は気にならなかったのですが、面白みも何もなかったので、鑑賞が結構辛い感じでした。
飯テロ映画
タイトルに「日の丸ランチボックス」とあるように、本作では、料理についてのシーンが結構あります。
個人的には、アクションシーンよりも、ご飯のシーンが多い感じ。
そして、ご飯のシーンが印象的という、なんか本末転倒な印象を抱きました。
本作を鑑賞していると、デジタルカロリーっていうんでしょうか、それをかなり摂取するので、お腹が空く空く……。
なので、その点は注意が必要です。
主人公のお弁当が美味しそうで、登場人物も美味しそうに食べたりするので、この点は素直に良かったと思いました。
どうせなら、もう食事メインの映画にすれば良かったのに。
レビューや評価
Yahoo!映画には本作のページがありますが、他の方のレビューは投稿されておりませんでした。(2020年7月20日時点)
Yahoo!映画『WELCOME TO JAPAN 日の丸ランチボックス』
今回のネタバレなし感想のまとめ
感想を書き終わって、ちょっと調べてみると、本作の原案というのは、藤田恵名さんの楽曲「言えない事は歌の中」のミュージッククリップなんだそうです。
それを長編化したのが本作らしいので、全体的に映画というよりミュージックビデオだったという印象は、あながち間違いではなかったのかな?
私はTSUTAYA DISCASでDVDをレンタルしたから、まだ良かったものの、映画館で本作を鑑賞していたら、かなり本気で怒ってたと思います。
そんな感じの映画でございました。オススメはいたしませぬ。
という事で、今回は『WELCOME TO JAPAN 日の丸ランチボックス』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
ネタバレあり感想
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本作の監督である西村喜廣氏が編集とプロデューサーで参加している映画。まだこちらの方が良かったですね。