映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、稲川淳二さんが原案のオムニバスホラー映画『心霊』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
1996年製作ということで、過去に見たことがあるはずなのですが、思い出せず。
1話目と2話目は、稲川淳二さんの怪談が原作。
3話目は小泉八雲の作品を原案にしているそうです。
目次
『心霊』について
製作:1996年日本
日本公開日:1996年8月16日
上映時間:1時間23分
オススメ度:★★★☆☆(三つ星)
予告編動画
YouTubeで『心霊』の予告編動画を見つけることはできませんでした。
簡単なあらすじ
今は病院として運営しているその場所は、昔、凄惨な過去のある場所だった……「旧日本軍の病院」
あるサーファーが溺死したのだが、溺死した原因は……「サーファーの死」
友人にそそのかされて、曰くのある首なし地蔵へ赴くお加代の運命は……「首なし地蔵」
2本の実話怪談と、小泉八雲原作の怪談をモチーフにした作品1本の合計3本の怖いエピソードが収録されています。
本作を視聴できる動画配信サービス
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スタッフ
原案:稲川淳二
監督・脚本:稲川淳二「首なし地蔵」
監督:三宅雅之「旧日本軍の病院」「サーファーの死」
脚本:黒川雅人「旧日本軍の病院」「サーファーの死」
製作総指揮:市村将之
音楽:村山竜二
撮影:西沢正喜「旧日本軍の病院」、藤本裕武「サーファーの死」「首なし地蔵」
編集:大島ともよ
配給:イメージファクトリー・アイエム
キャラクター:キャスト(出演者)
「旧日本軍の病院」
石井恵里子:太田有美
林キク:たうみあきこ
少年:日高圭智
川合真由美:三浦智子
岡田みゆき:藤原れい
鈴木りえ:留美
医者:信太昌之
屋上の男:稲川淳二
「サーファーの死」
タカ:佐野瑞樹(ジャニーズJr.)
リカ:村岡英美
ケンジ:泉拓允
ガッツ:小林守
刑事:信太昌之
若い女:立花杏子
若い男:飛田剛
ウエイトレス:天谷みゆき
若い夫:宇治田みのる
若い妻:和田富美子
子供(弟):山下智久
子供(姉):本間洋子
ギャル:横田とも子
ギャル:森山佐記子
バーテン:稲川淳二
「首なし地蔵」
お加代:中村恵美子
ひと:岩沢澄代
ふた:吉岡小夏
みつ:菊地啓子
庄屋:狩野裕昭
領主:木村安城
赤子:金澤心信
語部:稲川淳二
心霊
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おっさんのネタバレなし感想
「旧日本軍の病院」
基となる怪談を思い出すことができなかったエピソード。
映像作品としては、ちょっと怖い感じの作品でした。
懐かしいテイストの邦画ホラーで、特撮ホラー映画っぽい雰囲気を楽しむことができます。
途中から夢なのか現実なのか……という脚色が目を引くエピソードでした。
雰囲気系ホラーではなく、視覚的恐怖がメインの作品で、痛々しいシーンがありますので、苦手な方は注意が必要です。
「サーファーの死」
これは、かなり有名な稲川怪談ですね。
冒頭にセクシーシーンがありますので、視聴には注意が必要です。なんで入れたんだろ??
有名な怪談の映像化ということで、製作陣の苦労が垣間見える作品。
怪談をそのまま映像にしたわけではなく、かなりの部分で脚色が加えられております。
もともとの怪談のクオリティーが非常に高いため、本エピソードの完成度はイマイチでございました。
怪談の方はわかりやすかったのですが、本エピソードは、脚色部分と演出が原因で、ちょっとわかりにくい作品になっているのが残念。
基となった怪談、稲川淳二さんのYouTubeチャンネル<稲川淳二メモリアル「遺言」>にて公開されていたので、興味のある方は聞いてみてください。
「首なし地蔵」
本作で一番見ごたえのあるエピソードです。
原作が小泉八雲の作品なので、ストーリーの完成度は高い。
演出面も、他の2本に比べて、不気味でおどろおどろしいものとなっており、非常に怖い作品に仕上がっております。
一部、グロい描写があるものの、雰囲気系ホラー作品となっております。
ただ、安っぽいCGを使用しているシーンは、作品の空気感がちょっと壊れてしまっていて、残念な感じです。
怖いというよりは、少し悲しいエピソード。
個人的には、一番怖いと感じたエピソードです。
Yahoo!映画での口コミレビューや評価
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今回のネタバレなし感想のまとめ
邦画ホラーを嗜んでいる方にはオススメできる作品。
海外ホラーが好みの方や、邦画の演出が苦手な方はスルーした方が良いかな?という感じですね。
オムニバス形式なので見やすくて、個人的には楽しめました。
という事で、今回は『心霊』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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