ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
今回は、日本映画では珍しいスラッシャー映画『超擬態人間』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。
本作公開当時、その存在は知っていたものの、あらすじを見るに「あぁ、自分には合わないな」と思ってスルーしておりました。
たまたま、アマプラで配信していたので、試しに鑑賞してみました。
目次
『超擬態人間』について
英題:『MIMICRY FREAKS』
製作:2018年日本
日本公開日:2020年10月30日
上映時間:1時間20分
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)
年齢制限:R15+
予告編動画
簡単なあらすじ
ある日の朝。
ふと目を覚ますと、見知らぬ山にいた風摩と蓮。
一体、誰がここに連れてきたのか?
ヒントとなるものは、周囲には存在しない。
一方、山中を車で移動している一行がいた。
結婚式場に向かおうとしている彼らだったが、目的地である式場が見当たらず困惑していた。
とりあえず車を走らせていたが、ついには車が故障してしまう。
本作を視聴できる動画配信サービス
U-NEXT『超擬態人間』会員の方は、見放題にて鑑賞可能です。
本記事作成時点での配信期限はありませんが、視聴の際は確認してください。
本ページの情報は2022年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Amazon『超擬態人間』
プライム会員であれば、無料で視聴可能。
会員でない方は、動画レンタル、または動画購入にて鑑賞可能です。
配信期限がありますので、ご注意ください。
2022年4月時点の情報です。最新情報につきましては、Amazonにてご確認ください。
スタッフ・キャスト
監督・脚本・撮影・編集:藤井秀剛
製作総指揮:山口剛
音楽:上田健二
出演者:杉山樹志、望月智弥、田中大貴、河野仁美、坂井貴子、越智貴広、宮下純、桂弘、安井大貴
超擬態人間
おっさんのネタバレなし感想
エンタメより監督の主張に重きを置いたホラー映画
映画館で上映されていた時期に、YouTubeかなにかで、予告編を見て「自分にはマッチしない」と思ったんですよね。
で、今回、実際に鑑賞してみたら、やっぱり合いませんでした。
エンターテインメント性よりも、製作者のやりたいことを優先している作品という感じ。
それは悪い事ではないのですが、ストーリーが面白くなかったのが致命的でございました。
スラッシャー映画にカテゴリーされている本作ですが、言うほど、スラッシャー映画でもなかったですね。
ハマれば超絶面白い類の映画で、ハマらないと、とことんつまらないという作品です。
好き嫌いがはっきり分かれる映画でございました。
エンタメ的な面白さよりも、監督さんの主義主張をメインにした映画に面白さを見出す方にはオススメかな?
普通の映画好きや、スラッシャー映画好きには、あまりオススメできないですね。
セリフが聞き取りづらい
本作の致命的な部分がもうひとつありまして。
セリフがわからないところが、多々あるんですよね。
私はパソコンで鑑賞したのですが、ボリュームをかなりあげても、何を言っているのか、さっぱりわからないところが沢山ありました。
なんでもないシーンなら良いのですが、明らかにストーリーの核に関わるのでは?と思われるところでもボソボソ喋り。
かなりストレスが溜まりました。
日本映画は、基本的に音声が小さいのですが、それにしても、本作は小さすぎる。
ストーリーはあまり面白くない上に、何いってるのか、よくわからんという状況では、映画を楽しめることはできないですね。
擬態というアイデアは面白い
昆虫などに見られる擬態能力に着目している本作。
そのアイデアは良いんですよね。
昔から擬態を描くホラー映画は色々ありましたからね。
だからこそ、擬態をメインにしたスラッシャー映画を楽しみにしておりました。
しかし、蓋を開けてみると、擬態はおまけ扱い。
主軸は、DVやいじめ、パワハラ……さらには人間のうちに秘めた凶悪性でした。
うーん、だったら、擬態能力なくても良くね??
題材は面白いし、面白くなりそうなのに、なんとも残念でございました。
考察好きなら楽しめるかも?
本作について、ストーリーそのものは単純明快です。
だから、ストーリーや設定についての考察は、あまりできそうにないと思います。
しかし、本作では、メタファーと思われるシーンが、いくつか存在します。
本作のテーマは擬態ではなくて、暴力やいじめなど。
ひとつひとつのシーンもそうですが、セリフにも監督の主張したいことが散りばめられているんですね。
そういった部分を深読みして考察すれば、色々と楽しいかもしれません。
Yahoo!映画での口コミレビューや評価
ヤフー映画『超擬態人間』でレビューや評価をチェック!
今回のネタバレなし感想のまとめ
グロ描写……というよりも、痛々しいシーンが多く、色々な意味で悪趣味でしたね。
私はハマることができなかったけれど、ハマればテンションがマックスになる、そんな映画です。
本作に興味のある方は、相当の覚悟の上で、鑑賞してみてください。
という事で、今回は『超擬態人間』のネタバレなし感想でした。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
DVD・Blu-ray
↓クリックして頂くとモチベーションあがります!
この記事をお読みのあなたにオススメの記事